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一体、どのようなブリーダーが「良いブリーダー」なのか?見極めるポイントをご紹介します。



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本当に良いブリーダーの見分け方

最初に、ペットショップに展示されている犬を買うことはおやめください。

展示されている犬猫の多くは、オークションを通じてパピーミルから仕入れた犬たちだからです。

利益を最大にするために、犬を大量に飼育し管理コストを下げ、粗末な犬舎で飼育している場所を「パピーミル(子犬工場)ブリーダー」と呼びます。

パピーミルでは、親犬の管理をおろそかにし、親犬の健康管理などせず、繁殖ができない年齢になると飼い殺しにするか捨てるということが行われています。

パピーミルでは単犬種だけでなく、人気犬種を中心に数十頭から100頭以上を飼育している場合が多く、崩壊する場合は他のボランティアさんから情報があって、保護に乗り出す場合が多々あります。

とにかく低コスト管理ですので、犬たちの状態は悲惨です。悪臭・皮膚病など生まれて一度もシャンプーなどしてもらっていなかっただろう子ばかりですし、どう考えても繁殖に不適格な明らかな遺伝性疾患を持っている子もいます。

店頭に掲示されている繁殖者を調べてみたら、当会で過去に保護した犬の繁殖者だったこともあります。その子は、同じ繁殖者により保健所に持ち込まれる寸前に直接繁殖者から保護したのです。


だからといって、ドッグショーに出している犬舎のすべてが良いブリーダーということでもありません。

ドッグショーで犬を引き回し、格好よく走っている姿を見せる役割の人を「ハンドラー」と言います。

そのハンドラーで、シェルティの繁殖もしている人が、狂犬病予防法に反する行為を行いました。

犬の輸出入に必要なマイクロチップを付け替え、証明書を偽造したとされていますが、これにより申請した犬と別の犬が国境を越えて移動したということになります。

このような行為は日本国内の犬や犬科の動物、そして人間を危険にさらしかねない行為です。また、相手国への信用にもかかわります。(狂犬病は人畜共通感染症です)

また、当会で保護したシェルティにも、日本国内では流通していない、アメリカで装着されたマイクロチップ番号の犬がおります。行政を通じて国内の所有者確認をしましたが、国内には登録がありませんでした。この犬はどうやって国内に持ち込まれたのか、不思議でなりません。


私たちや協力スタッフが保護した犬たちには、ショーマナーの入っている犬たちがいます。彼ら彼女らはどうして捨てられたのでしょうか。繁殖の用に適さなくなったら、どうでもいい存在だということでしょうか。

以上は氷山の一角です。


ドッグショーに出ている犬舎だから安心ということはありません。

過去には華々しい経歴を持っていた犬舎が崩壊した事案も存在します。

犬を名誉獲得や経済的利益の対象とだけ考えているブリーダーは、ショードッグブリーダーでもパピーミルでも同列です。


遺伝性疾患が出てきた犬の繁殖系統を放置する

遺伝性疾患の出やすいダブルマール繁殖を行なう


これらの行為も、賞ほしさのあまり近道をしよう、そのためには犠牲になる生命を作り出してもいいのだという考え方からなされることです。

このような行動をためらわず行うことができる繁殖者が、真にこの犬種を愛しているとは考えられません。

遺伝性疾患のあるシェルティたち、時に全盲・全ろうの真っ白な子たちまで保護をした当会としては、このような苦言を呈さずにはおれません。


なお、シェルティ・レスキューでは、協力して下さっているブリーダーさんであっても、ホームページやブログなどに当会のバナーを掲示されることは例外なくご遠慮いただいております。


それでは、本当によいブリーダーはどう見分けたらよいのでしょうか。

犬の繁殖と販売を行なうためには、保健所で登録や講習を受けなくてはいけません。

この時に狂犬病予防法について講習を受けるのですが、それにもかかわらず、飼育している犬について狂犬病予防接種や鑑札登録を行なっていない繁殖者が少なからずいます。

多数の犬を飼育している状況の中では、伝染病の発生を考慮してワクチン接種も必要です。

各種予防接種を「犬の健康に良くない」と考える場合があります。その場合、少なくとも獣医師との十分な協議の上、狂犬病については予防接種の免除証明を受けて行政に手続きをすべきです。

法令を順守する姿勢のない繁殖者を、みなさんは信用できますか。

また、繁殖能力が落ちた犬を手元に置かない、愛情もなくなってしまった、そんな繁殖者を信用できますか。

病気は放置、手入れもしない、そんな繁殖者から格安の犬がほしいですか。


本当に信用できるブリーダーは

自分のすべての犬に鑑札登録をしています。

ワクチンを接種し、健康管理を行い、最後まで十分に世話をできる以上の頭数は飼育していません。

その犬種を心から愛するブリーダーは、母犬の母体保護を大切に考え、ヒート(発情)のたびに交配することは避け、多くても1〜2年に1度の交配としています。

また、初回交配が1歳半であったとしても、交配間隔を開けるため生涯3〜4度までの出産とし(理想は2〜3年ごとの交配で終生2度の出産)、その後は母体への福祉を大切にしています。

やむを得ず繁殖に使った犬を譲渡する時は、譲渡先で繰り返し繁殖に使われないように避妊去勢を行うか、その条件を厳に守るよう契約して譲渡しています。

ショーに出そうが出すまいが、健康のために犬の体は清潔にしています。

自分が取り上げた仔犬たちがペットショップの店頭に置かれることに、胸を痛めます。

そして、共に歩んだ老犬を愛し、最後まで近くに置くはずです。

当会は主に成犬の譲渡をしていますが、メンバーやスタッフは、一度は子犬から育てています。

シェルティとコリーを愛する200人以上のご支援者の皆様とその愛犬、当会で保護した250頭を超えるシェルティやコリーたち、心ある何人かの繁殖者たちと接し、現時点で私たちが出した結論は以上です。


<関連コンテンツ>

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